相変わらず市場は混乱していますね。今年始めに「夏から秋にかけて問題全体が見え、そこから後始末」という予想をしました。もしも当たっているとすれば、今発表されている米国金融機関を中心とした最悪の決算状況は最後の出血が近いのかもしれません。
ところで身近に目を向けて見ると、株式市場の混乱を受けてでしょうが投資信託への資金流入が前年の1/6に細っているというではありませんか。ただ、数ある投資信託の中でも「グローバルソブリン」など「安定志向」と言われるものには資金が入っているようです。しかしこれで良いのでしょうか?ご存知の通り物価は(一部は特に急に)上昇しており、脱デフレでインフレに突入しようと(「とっくに」という意見もありますが)しています。そうなれると考えなければならないのが「資産の実質的な目減り」です。デフレの時代は金利が「0」でも物価がマイナスでしたから、実質的にはプラス運用となっていました。しかしインフレ時代は(今の時代なら高金利と思える)1%で運用したとしても物価が3%上昇すれば、差引でマイナス2%となってしまいます。預貯金と同様に安全と言われる債券での運用にも同様のことが言えますね。運用にはインフレ率を上回る利回りが求められます。(売れていると言われるグローバルソブリンも、その基準価格は決して上がってはいないようです。つまり配当の魅力はあるかもしれないが、本来の目的である投資財産として見た場合にはその資産価値自体は減っている)
と言うことで、「やはりどんなに環境が悪くても運用は価格の変動するものが良い」と言うのが私の考えです。(あくまでも個人的な考えですので・・・為念)
過去を振り返りますと、2006年の春先から夏にかけての個人的なファンドの暴落は約40%でした。あの時も結構厳しい思いをしました。しかし、落ち着いてからは戻りも早かったです。最近のエマージング(新興国)ファンドの状況を見ますと、直近の高値からほぼ40%程度下がっているように思えます。(勿論ファンドにより大きく差はありますが)であればここらが底と考えて買いの好機ではないでしょうか。(実はある優秀なエマージングファンドがロシア株のウエイトを上げるという発表をしました。皆様も参考にされては如何でしょう)
話は変わりますが、とある住宅メーカーの社長さんが「住宅の販売を他の業者に取られてしまった。住宅自体の性能や価格に差は無かったのだが、決め手になったのが毎月の返済額の差。向こうの方が少なかったようだ」という話をされていました。確認して見ると、こちらの提案は長期固定金利、先方は変動金利での返済シミュレーションだったようです。とすると、一般的に言って当初の返済額はそりゃ変動金利の方が安くなります。でもこれから先、変動金利だと恐ろしいことになるかもしれません。詳しいことはスペースの関係でここでは言えませんが、日本版サブプライムローン問題にならないようにどうかご注意を。
ファンドの運用実績紹介(基準日:2008年6月30日、期間平均年利回り)
(ファンド名:Fidelity社Emerging Markets)
1年 5.757% 100万円→1,057,570円
3年 31.077% 100万円→2,252,000円
5年 31.200% 100万円→3,887,100円
10年 13.954% 100万円→3,691,100円
* これは過去の実績を紹介したものであり、将来を予測するものではありません。
* このファンドは歴史もありますので、10年の実績を掲載しました。利回りが約半分でも金額に差はありません。これもある意味複利の効果でしょう。
最近「これからは水が重要資源」などと言っていますが、実は日本の領海には次世代エネルギーや鉱物などの「宝の山」が眠っているようですね。
これまでは開発しようにもとても採算が合わず見送られてきましたが、昨今の資源価格の高騰によって十分ペイできるようになったようです。これから本格的に開発されれば日本も本当に資源国になれるかもしれません。ただ心配なのは他国からの干渉。それを防止するためには強い国日本。おっと、こういった問題はデリケートです。ここで語る問題ではありませんね。
さて、5月12日の四川大地震に続き、6月14日には東北地方で大きな地震が発生しました。被害に遭われた方にお見舞い申し上げると、共に一日も早い復旧を期待します。しかし思い起こせば2001年9月11日、アメリカで同時多発テロ事件が発生しました。あのときには「人間は飛べない動物。やはり神に近づくことは許されない」などと言った報道もあり、実際に「そうだな〜」と思った方も多かったと思います。しかしあれから時は過ぎ、既に多くの人々は「喉もと過ぎれば」状態になっているのではないでしょうか。先日の新聞紙面に直下型地震の経済被害想定額が、近畿地方で74兆円、中部地方で33兆円、首都直下型だと112兆円とありました。1995年の阪神淡路大震災で10兆円の被害額だったことを考えると、予想ではありますが被害額ははるかに大きくなっています。どうなっているのでしょう?
でもいくら技術が進歩してもやはりface to face、実際の距離は近い方が便利です。そういった意味で東京一極集中は様々な面でメリットがあり効率化に寄与しています。しかし反面、何かあった場合の被害は相応に大きくなるのも事実でしょう。
過去には「首都機能移転」などという話もあったと記憶しています。どこが良いかは分かりませんが、再度真剣に考えた方が日本国の将来の安定の為には良いと思います。そんな意味もあって橋下知事、どうか頑張ってください。
でもですよ、日本国の莫大な借金のことを考えると、大自然災害かミサイルの飛来で首都機能麻痺→緊急金融措置法(?)の発令→借金チャラへ・・・・おっと、不謹慎でした。
ところで地下資源の発掘は地中バランスには影響ないのでしょうか?これだけ地中のものを掘り起こせばその密度も低くなり、何らかの影響がありそうなものです。実はこれが地震の遠因になっていたりして。結構本気で思っています。
ファンドの運用実績紹介(基準日:2008年5月31日、期間平均年利回り)
(ファンド名:Man Investments社AHL Diversified)
1年 32.410% 100万円→1,324,100円
3年 23.077% 100万円→1,864,200円
5年 13.743% 100万円→1,903,600円
10年 17.727% 100万円→5,113,000円
* これは過去の実績を紹介したものであり、将来を予測するものではありません。
* このファンドは歴史もありますので、10年の実績を掲載しました。複利の効果の威力を実感できます。
* 因みに個人からの預かり資産430億ドルの内、24%(=約1兆円)が日本からの投資だそうです。ただ、純粋にオフショア金融資産としての残高は不明ですが。
* 比較でグローバル・ソブリンの残高は5兆円以上です。凄いですね。
先月は「これからは水が資源として重要」といった内容を書きましたが、ある新聞にシンガポールも国家の威信をかけて「水の完全自給」に向けて様々な取り組みを行っているという記事が出ていました。シンガポールは現在もマレーシアから水を輸入しており、契約更改で大幅な値上げを迫られている様です。エネルギーや食料は現在値上がりが激しいとは言え何らかの形で代替可能です。しかし水はそれが不可能。同国にとって水資源の完全自給は国家存続の条件かもしれません。今は二束三文にもならない土地も、豊かな自然があれば良い水が出るかもしれません。一度確認されてはいかがでしょう?・・・あまりお勧めはしませんけれども。
さて、数年前から大きく言われてきた「貯蓄から投資」の旗印の下、資産のウエイトを預貯金から株式や投資信託などのリスク商品に移した方は、現在大きく含み損を抱えていらっしゃるかもしれません。場合によっては半分以下になった方もいらっしゃるようです。本当に大変だと思います。しかし資産運用の究極の目的は「資産の防衛」にあると思います。インフレが現実味を帯びている昨今。きっと戻ると信じて今は耐えましょう。そして申し上げるなら、今が買いのチャンスです。特に若い方は、この機会に少しだけ買って見られると良いと思いますよ。では何が良いか?それは分かりませんし、後々の責任論になっても困ります。ここはやはり自己責任でお願いします。
ただ申し上げるとすれば、絶対に「インフレに負けない資産運用」を行ってください。銀行預金は勿論、長期の債権は危険かもしれません。40年物国債の入札が順調という話もありますが、一般的には金利を40年間固定する事はある意味非常に怖いことです。(勿論そういったものでの運用が好ましい場合もありますが・・・為念)つまりそれには今後の金利上昇の恩恵を受けられないというデメリットがあります。(金利下降時にはメリットが出ますが)そしてそもそも発行体が今後40年間大丈夫かという問題です。一時流行ったマンションも、一般には既に値段が高くなっていると思います。
それよりは、「ムンクの作品が3,080万ドルで彼の作品としては過去最高額をつけた」や、「フロイドの作品が3,364万ドルで生存する芸術家の作品としては過去最高額」などの話もあります。ここは一つ将来の村上隆氏を捜して、そして気に入った作品なら飾っておいても楽しみがあるアートに投資は如何でしょう?興味のある方は連絡下さい。
ところで先日の新聞記事に「ママの家事労働年俸1,200万円」とありました。家事や育児は実際大変だとは思っていたましたが、「計算によってはそんな金額になるのか」と正直驚きました。でもよくよく考えると、そもそもパパの収入はそんなにありません。それじゃ払えないな。う〜ん、困った困った。
ファンドの運用実績紹介(基準日:2008年4月30日、期間平均年利回り)
(ファンド名:Man Investments社AHL Diversified)
1年 32.646% 100万円→1,326,600円
3年 21.946% 100万円→1,813,300円
5年 15.920% 100万円→2,092,900円
* これは過去の実績を紹介したものであり、将来を予測するものではありません。
* このファンドは歴史もあり、安定性では定評があります。
所謂ガソリン税の行方が気になります。4月になってから確実に安くなりましたが、来月から再値上げは厳しいのが本音です。ただ、必要な税金であれば払うのはやむを得ません。でも国交省の既得権死守の為の予算消化という無駄遣いが多すぎる気がしてなりません。・・・・私だけではないと思います。
ところで現在我々の生活は大きく石油に依存しています。そしてそのほぼ全てを海外に依存しています。もし日本国内で十分に産出できればきっとガソリン価格も少し下がるでしょう。しかしそれは無理ですね。そんなわが国ですが昔は「水と安全はただ」と言われ、今も「水資源」は豊富です。(でも昨今は「水商売」も大きな産業になっていますが(夜の方じゃありませんヨ!))もしもこの「水」が利益を生む資源になれば、きっと日本も資源大国となれます。巷では相変わらずサブプライムローン問題が流行っています(?)が、気分を変えて今回は「水資源」について考えて見ましょう。
地球上に存在する「水資源」は約14億立方キロ、そして我々が利用しやすい状態にあるのはそのうちのわずか0.01%と言われています。この量が多いか少ないかは各々の判断にお任せしますが、問題はその量が昔から増えも減りもしていないという点です。(勿論減っていれば大問題ですが)反面人口は爆発的に増えています。と言うことは、一人当たりの消費可能量は確実に減っていると言う事です。しかし今現在我々は「水」で困っていません。つまりこれは、地球上の「水資源」が偏った地域に存在しており、一部の地域では多くの人々が「水」で困っていると言う現実があるということの裏返しでもあるわけです。ある意味石油と同じ状況ですね。しかし石油が無くとも人間は生きていけます(非常に困るのは事実です)が、「水」が無ければわずか一週間も生きていけません。こう考えると「水」というのは非常に大切だと改めて痛感できます。そしてもう一つ。日常食べている食料を生産するためにも「水」は使われています。最近の「間接水」と言う考え方から見れば、食糧自給率40%のわが国は実は大量の「水輸入大国」でもあるわけです。
くどいようですが人間は「水」無しでは生きていけません。現在でも山梨県の白州町など多くの場所で汲み上げられた「地下水」が、様々なペットネームで「美味しい水」として販売されています。これは正に「水」と言う資源が「金」を生む利権ということです。これからの時代は、「飲める水」が大きな利益を生む資源となる可能性が十分にあります。と言うことは、現在二束三文で価値が無いと思っている山林も、掘って地下水が湧けば素晴らしい財産になるかもしれないということです。現在お持ちの方は是非大切に、お持ちでない方は早めに購入を考えられてはいかがでしょうか?これも一つの「長期投資」・・・・かもしれません。
(参考文献:ウォーター・ビジネス)
ファンドの運用実績紹介(基準日:2008年3月31日、期間平均年利回り)
(ファンド名:FRANKLIN TEMPLETION社Templeton Thailand)
1年 35.953% 100万円→1,359,530円
3年 15.317% 100万円→1,533,400円
5年 26.396% 100万円→3,225,600円
* これは過去の実績を紹介したものであり、将来を予測するものではありません。
「以前の上昇時期と比べて最近の金の値動きは・・・・」と思っていたら、IMFが403トンもの保有金を売却する方針と発表された。金額にして約1兆円超。数年間にわたっての売却方針とのことだが、市場に与える影響やいかに?

